年下の女の子

 モトーラ世理奈ちゃん。彼女の写真集を買った。

 

 彼女、どこまでも可愛い。天の川をほっぺに流したようなそばかすがとってもチャーミング。「好き」のきっかけはそのソバカスなのだけど、気づけばソバカスからズームアウトして頭の先からつま先まで、健やかなのにアンニュイな雰囲気まるごとにぞっこんだった。

 普通の好きになり方と逆よね、雰囲気やイケメンさとかでうわー好きなやつや、と思ってから目の形が随一、とか目尻のほくろがセクシー、とか頬の丸みが国宝、とか全体から細分化された好きになっていく好きさしか知らなかったからちょっと新発見だよ。

 まあ、まあ、まあ。とにもかくにもね、モトーラ女史のこと、ちょう、すき。なのだ。年下の女の子にこんなに焦がれて憧れる日がくるなんて思わなかったな。

 

月刊モトーラ世理奈・夏 写真 二階堂ふみ

 

 はあ、かわいい。二階堂ふみさんがフイルムカメラで撮ったもの。わたしがすごく好きな感じの、ノイズざらざらの写真が沢山で、あ〜〜好きな子が好きな感じに写っているのってなんて幸せなんだろうと思った。

 

 恥ずかしながら(なの?)写真集というものを初めて買った。なんだか大きな写真で好きな子がバーン!めくってバーン!お次は3枚組でバーン!衣装チェンジ!バーン!って眺められるのがインスタント愉悦でほんとたまんない媒体だね。

 特集記事とか文字と合わせて読むのもきっといいんだろうけど、文字って良くも悪くも普遍的な意味が付随してくるから、グラビアだけの情報があるのがちょっと新鮮で、いい体験。かわいいかわいい。その感覚だけで頭いっぱいにできちゃう。もっと好きになっちゃう。

 

 モトちゃんが良すぎてわたしも前髪作ろうかなあ!って30分くらい鏡の前で髪つまんでしまった。年甲斐もなく乙女じゃない?恋ってすごい。